【北海道千歳市】支笏湖と千歳川で水中の魚たちをのぞく

北海道千歳ちとせ市にやってきました。

千歳市は、新千歳空港を擁する北海道の空の玄関口です。面積は594.50km²であり、東京23区(約622km²)とほぼ同じ大きさです。

西部は山岳地帯で支笏洞爺国立公園があり、中部は平坦な空港と市街地、東部は丘陵地帯で農業や林業が行われています。

それでは、千歳市を散策していきましょう。

サケのふるさと千歳水族館

サケのふるさと千歳水族館は、北海道最大の淡水魚の水族館です。

深さ5mで水量約300トンの淡水大水槽や、千歳川の中を観察できる水中観察窓があります。

また、サケ稚魚放流体験（3〜5月）や、コイのエサやり体験（平日のみ）などをすることもできます。

サーモンゾーンでは、3つの大きな水槽でサケの成長過程を観察することができます。

たくさんのサケの稚魚が泳いでいます。ちなみに千歳川で放流された稚魚は、3年後の秋に成魚となって戻ってくるそうです。

大水槽ではサケやイトウ、チョウザメがゆったりと泳いでいました。

底で休んでいるのは、日本最大の淡水魚イトウです。写真右上の魚は愛嬌のある顔でこちらを見ていますね。

水中観察ゾーンの水中観察窓からは、本物の千歳川の中をのぞくことができます。

写真では少し分かりづらいですが、川底にウグイの大群がいます。6〜7月はウグイの産卵を観察することができます。

千歳川

千歳水族館を出ると千歳川があります。千歳川は支笏湖しこつこを水源とし、千歳市の市街地を流下して、江別市で石狩川と合流する川です。

写真はインディアン水車橋から撮りました。写真右下にあるのがインディアン水車の土台です。例年7月中旬になると土台の上に捕魚車が設置され、秋にはサケの捕獲作業が見られるそうです。

道の駅 サーモンパーク千歳

道の駅 サーモンパーク千歳は、千歳水族館と隣接しています。

僕が行った日は改装工事の期間中でした。現在はリニューアルオープンしていて美味しいサーモン料理が食べられるみたいです。

新千歳空港ターミナルビル

新千歳空港は、北海道最大規模の空港です。

新千歳空港ターミナルビルでは、さまざまなお店や施設があり、食事や買い物、遊びを楽しむことができます。

ジャージーブラウン

ジャージーブラウン新千歳空港店で「うしのつの あんこ」をいただきました。

十勝産ジャージー牛乳のソフトとあんこは、ふかふかなコロネパンの上に乗っています。

コロネパンの中にもあんこが入っていてボリューム感があり、食事さながら満腹になりました。

支笏湖

支笏湖しこつこは、約4万年前に支笏火山の噴火によって形成されたカルデラ湖です。

最大水深は360.1mで全国2位、貯水量は20.9km³で全国2位、公共用水域水質測定（環境省）では、過去に20回全国1位に輝いています。

晴れた日は澄んだ水に日が当たり青く輝くそうです。その湖面は「支笏湖ブルー」と称されています。

支笏湖ビジターセンター

支笏湖ビジターセンターでは、支笏湖やその周辺の環境や歴史について学べます。

現在地は支笏湖の東側なのですが、付近でもヒグマが出没していました。自然の豊かさが伺えます。

日本固有種で北海道にのみ分布しているエゾサンショウウオにカメラ目線をいただきました。

他にもヒメマスやアオダイショウが飼育されていました。

支笏湖観光船

支笏湖観光船の水中遊覧船サファイアは、船内の水深2ｍの位置に窓が設置されていて、支笏湖の中をのぞくことができます。

窓から水中をのぞくとたくさんの魚たちが泳いでいました。ガイドさんによるとエゾウグイだそうです。この写真だけで100匹はいる気がします。

湖底が見えました。切り立った岩石は柱状節理ちゅうじょうせつり。溶岩が冷え固まる過程で規則的な柱状の割れ目になる地質構造です。

船からは支笏湖の上からの景色も見ることができます。支笏湖の向こうに樽前山と風不死岳がどんと構えています。

ここに来る2日前に樽前山から見下ろした支笏湖にいるのは不思議な気持ちでした。樽前山の記事、参考に貼っておきます。

【北海道苫小牧市】樽前山を登る、珍しき三重式活火山

苫小牧市・千歳市に位置する樽前山は世界的に珍しい三重式活火山です。三重式火山とは、外輪山（火山の周りの山）が二重に取り囲んでいる二重式火山の中に、もう一つの火山体ができたものを言います。それでは、樽前山に登っていきましょう。

レイクサイドキッチン トントン

レイクサイドキッチン トントンで「姫ます天丼」をいただきました。

支笏湖のヒメマスは「支笏湖チップ」と呼ばれます。漁期は6〜8月の3ヶ月間のみで、主に千歳市内の飲食店で出回るそうです。

臭みがなく淡白で甘みのある「支笏湖チップ」がサックサクの衣で包まれている「姫ます天丼」は大変美味しかったです。

まとめ

千歳水族館では、たくさんの淡水魚を観察したり、千歳川の中の魚たちをのぞいたりしました。

支笏湖では、支笏湖チップを食べたり、支笏湖の中の魚たちをのぞいたりしました。

千歳市の旅は、魚たちと共にありました。

ちとせの観光 - 北海道千歳市公式ホームページ

千歳市のふるさと納税返礼品

苫小牧市のふるさと納税返礼品で人気があるのは、北海道千歳工場産のキリンビールです。

また、千歳市に工場を置く佐藤水産のサケやイクラの加工品が美味しそうです。

千歳市のYouTube動画はこちら

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旅【7日目】
おはようございます☀

旅開始から1週間が経ちました。散策はもちろん、ひとり登山、ひとり水族館など日々おひとり様レベルを向上させています。写真は千歳水族館でみたサケの稚魚です🐟 pic.twitter.com/QmPGxZxAEx

— フクウタ (@fkuuut) June 3, 2023